翻訳と辞書
Words near each other
・ ピューベガ
・ ピューマ
・ ピューマ (航空機)
・ ピューマ AE
・ ピューマAE
・ ピューマ属
・ ピューマ渡久地
・ ピューライクメース
・ ピューリタニズム
・ ピューリタン
ピューリタン (戯曲)
・ ピューリタン革命
・ ピューリッツァー賞
・ ピューリッツァー賞 ニュース速報写真部門
・ ピューリッツァー賞 ニュース速報報道部門
・ ピューリッツァー賞 フィクション部門
・ ピューリッツァー賞 一般ノンフィクション部門
・ ピューリッツァー賞 伝記部門
・ ピューリッツァー賞 写真部門
・ ピューリッツァー賞 小説部門


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ピューリタン (戯曲) : ミニ英和和英辞書
ピューリタン (戯曲)[きょく, くせ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
戯曲 : [ぎきょく]
 【名詞】 1. play 2. drama 
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity

ピューリタン (戯曲) : ウィキペディア日本語版
ピューリタン (戯曲)[きょく, くせ]

ピューリタン』 (''The Puritan, or the Widow of Watling Street'') は、ジャコビアン時代の作者不詳の喜劇。初版は1607年。作者はトマス・ミドルトンとされることが多いが、本の表紙〔Puritan cover.jpg at Wikipedia〕に「W.S.」作とあることからウィリアム・シェイクスピア外典に含められている。
==創作年代と作者==
『ピューリタン』が書かれたのはおそらく1606年と思われる。その中に含まれる挿話のいくつかが、それ以前の大衆文化の中にあったトリックやジョークを集めた、ジョージ・ピール (George Peele) 作と言われる、同時代の作品『The Merry Conceited Jests of George Peele』から引かれているからである。この本の出版はわかっている中で最古のもので1607年だが、書籍出版業組合記録に登録されたのは1605年12月14日だった。この中に7月15日を火曜日とする生活暦への言及があり、17世紀の最初の10年間でそれに該当するのは1606年のみである(もっとも作者は正確な日付を書くつもりはなかったかも知れない)。この劇の「Corporal Oath」(登場人物の一人オース伍長であると同時に、「荘厳な誓い」という意味になる)への関心は火薬陰謀事件(1605年)に連座してイングランド国内のカトリック教徒に課せられた「忠誠の誓い」と関連があるのかも知れない〔Donna B. Hamilton, introduction in ''Thomas Middleton and Early Modern Textual Culture'', ed. Taylor and Lavagnino (OUP, 2007), 358-9.〕。
『ピューリタン』が書籍出版業組合の記録に登録されたのは1607年8月6日で、その年の暮れ前に印刷屋ジョージ・エルド (George Eld) によって「四折版」として出版された。表紙にはこの劇がセント・ポール少年劇団 (Children of Paul's) によって演じられ、作者は「W.S.」と書かれていた。このイニシャルからエドワード・アーチャーは『The Old Law』の1656年版の戯曲一覧で『ピューリタン』の作者をウィリアム・シェイクスピアとした。1664年のシェイクスピアの「サード・フォリオ」第2刷 (Philip Chetwinde出版) に『ピューリタン』が追加されたことで、シェイクスピア外典の1つに数えられるようになった〔Chambers, Vol. 4, pp. 41-2.〕。
現代の研究家たちは「W.S.」なる人物をシェイクスピアとする説を否定している。同じ「W.S.」をイニシャルとするウェントワース・スミス (Wentworth Smith)、ウィリアム・スミス (William Smith) が作者の候補にあげられたが、研究者のほとんどは作者をトマス・ミドルトンと考え、文体論的解析もその説を支持している〔Donna B. Hamilton, introduction in ''Thomas Middleton and Early Modern Textual Culture'', ed. Taylor and Lavagnino (OUP, 2007), 358-9.〕。2007年にはオックスフォード大学出版 (Oxford University Press) のミドルトン選集に加えられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピューリタン (戯曲)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.